使っています、電子契約！

こんにちは。

新潟県三条市のひめさゆり法律事務所です。

サントリーホールディングスが電子契約導入というニュースが話題になっています。

実は当事務所も、2018年4月の開業以来、ご依頼者との委任契約書の締結の際は

基本的には電子契約のご利用をお願いしております。

在宅勤務やテレワークが広がりつつある今、

思い切って、紙と印鑑による契約書の作成が本当に必要であるのか

ちょっと考えてみませんか？

契約書の重み vs 便利さ？

長く困難をきわめた交渉がまとまった末の紙の契約書への署名や押印、その重みに満足感が得られますよね。

とはいえ、会社の代表者印を自宅に持って帰ることはセキュリティ上の問題がありますので、

紙の契約書作成と在宅勤務・テレワークの推進は、どうしても相容れない場面もあります。

そこでパソコンやスマホ1台さえあれば自宅でもどこでも契約を締結することができる電子契約が便利になってきます。

電子契約のメリット

電子契約には主に次のようなメリットがあります。

（１） 工数減・スピード

・契約書の製本作業が不要

・「2部郵送して、1部送り返してもらうのをいつまでも待つ」必要がない

・「1部だけ返送でよかったのに、2部とも返送されちゃった」が発生しない

私たちの実感として、この（１）工数減・スピードのメリットは

かなり大きいです！

（２）どこでも締結できます

パソコンやスマホ1台があれば、どこでも契約締結できる

（３）費用面

電子契約の場合は収入印紙が不要

実は私たちも導入しています

弁護士は依頼者との間で委任契約書を作成する必要があります。

当事務所では開業当初から主に「クラウドサイン」という電子契約サービスを利用しています。

これまでの顧問契約の約60%は電子契約で締結いただいております。

電子契約「戦国時代」？

電子契約サービスを提供している企業間の競争は、年々熾烈となっています。

「クラウドサイン」のほかには「DocuSign」「Holmes」「Ninja Sign」と「e-sign」いったサービスが比較的有名かと思います。

おわりに

契約相手が「紙の契約書が必要」との立場であれば、その件では電子契約を作成することができないのは事実です。

でもでも、私たちも身をもって「ラク」や「業務効率化」を実感している電子契約の導入、検討してみませんか？