離婚のお話(その2)
こんにちは。
新潟県三条市のひめさゆり法律事務所です。
離婚のお話(その1)では、離婚のご相談者に対して、当事務所が
① 離婚の話に至った経緯
② 離婚したい・したくないの気持ち
③ 子どもの親権への希望
についてお聞きするとお伝えしました。
当事務所は、この①から③に加えて、離婚のご相談者に対して、お金や財産のことについて、次の④から⑥の3つのポイントをお尋ねします。
④ 婚姻費用・養育費
ご相談時点で既に別居している方には、婚姻費用を支払っているのか・支払っていないのか、受け取っているのか・受け取っていないのかをお聞きします。
また、離婚後には子供の親権を希望する方には、養育費として毎月いくら必要となるのか質問します。
婚姻費用・養育費については、夫婦で話がまとまらない限り、裁判所が公開している算定表が基準となることが多いことについて説明します。
⑤ 財産分与対象となる財産
結婚後に夫婦が築き上げた財産は、基本的には、離婚時に半分ずつ分けることになります。対象となる財産の有無とその詳細についてお聞きします。典型的なものが、次の財産です。
(1) 住宅(ローンが残っている場合は残金額・残期間も)
(2) 車(ローンが残っている場合は残金額・残期間も)
(3) 預貯金
(4) 生命保険・学資保険
そのうえで、特に住宅や車については、離婚後にどうしたいか(例:自分で使い続けたい、相手が使ってよい、第三者に売ってお金にしたい)の希望を質問します。
⑥ 慰謝料
婚姻費用・養育費、財産分与に加えて、慰謝料のことをお聞きします。
慰謝料を支払う側の立場、慰謝料をもらえる側の立場というのはご相談者ごとに変わりますので、それぞれの方に応じて、「支払うとしたら、どの程度まで支払えますか?」「受け取れるとしたら、どの程度もらいたいですか?」といったことを質問します。
また、配偶者の浮気という事情があるご相談者には、その浮気相手に対して慰謝料を請求したいのかどうかもお尋ねします。
当事務所では、法人のお客様からのお問い合わせのみならず、離婚問題、浮気問題など、個人のお客様からの男女関係に関するお問い合わせも積極的に受け付けております。ぜひお気軽にご相談ください。